お見合いに手土産は持っていくべき?喜ばれる手土産3選

お見合い手土産アイキャッチ

結婚相談所で気になる人とお見合いに進展した場合、お見合いのお茶代は基本的に男性が負担します。これは、IBJ(日本結婚相談所連盟)に加盟している結婚相談所では、男性がお茶代を払う決まりになっているからです。お見合いは、静かな場所でゆっくり話ができるようにとホテルのラウンジや高級喫茶店であることが多いです。

そのため、お見合いを重ねると、お茶代は男性会員にとって負担が大きくなっていきます。そこで、女性側からご馳走してもらったお礼として「手土産を持っていくと良い」という暗黙のルールがあるのをご存じでしょうか。

この記事では、お見合いに手土産を持って行った方が良いのか、どんな手土産が喜ばれるのかなどについて紹介していきます。

目次

お見合い相手に手土産は必要か

男性がお見合い時のお茶代を負担することはルールで決まっているので、原則として手土産は必要ありません。ですが、手土産はお見合いに限らず相手に好印象を与え、こちらの気持ちを伝えられるアイテムです。状況に応じて活用すると、お見合いでも良い効果を発揮します。

進展したいなら手土産を渡す

お見合いは、今後結婚するかもしれない相手との接触の時間です。結婚を意識した場合、相手のパートナーに対する考え方は特にお互いに観察しあうところでしょう。

手土産を渡すことで、相手にご馳走になるのが当たり前ではなく、「ありがたい」と感じていることを行動で示せます。お茶代を支払うのは男性だというルールだからこそ、手土産を渡してお礼を伝えれば、誠実さや礼儀に対する考え方などが相手にも一緒に伝わります。

手土産は選ぶのはもちろん、買いに行ったり、お金をかけるものですから、そのように自分に対して行動してくれるというだけでも受け取る側は嬉しいものですよね。今後この人と進展したいと思うなら、相手に好印象を与えられるので、手土産を用意すると良いでしょう。

手土産は断る際も好印象

相手にこれからの関係をお断りする場合も、手土産は活躍します。お見合いを断られるのは、相手にとってもダメージが大きく、相手の気持ちによっては不快にさせてしまうこともあります。そこで、相手がこれまでお見合いに時間やお金をかけてくれたことに対して、お返しやお礼として手土産を渡すと好印象です。

結婚相談所でお見合いを断ると、もうその相手と会うことはなくなります。しかし、いつどこでまた再会するかはわかりません。私は結婚相談所ではないですが、友人の紹介でお見合いした人と、婚活パーティで再開したことがあります。

明るく前向きに過ごしたい出会いの場で、断った相手と再会するのは居心地が悪いものです。もう会わないからといって、最後の印象までは気にしない人も多いですが、最後まで丁寧に接しておきましょう。

手土産は相手に気を遣わせることもある

先述の通り、手土産は基本的には必要ありません。そのため、持っていかなくても勿論問題ないですし、もらうことに抵抗がある人もいることは覚えておきましょう。関係をステップアップするか悩んでいる人にとって、手土産は断りにくくなり、負担になる場合があります。

また、初対面の相手から手土産を渡されると気が引けてしまう人もいます。初対面の相手は、どのような手土産がいいかもわかりづらいため、仲人から情報を得て、相手が手土産を負担に思わないタイプかどうかあらかじめ確認しておきましょう。手土産を渡したいけれど悩んでしまうときは、仲人やアドバイザーに相談してみてください。

手土産は交際発展に効果があるのか?

手土産は気を遣う人も勿論いますが、ほとんどの人が嬉しく思うものです。私も職場の男性社員や男友達から、最初のデートで帰り際に手土産をもらい「好印象だった」と話しているのを聞いたことがあります。これから親に紹介する際も、手土産を持参してくれることが想像できて安心のようです。

結婚は親戚や友人など、お互いの身内となる人と接する機会が増えます。そういったシーンで心遣いができる人だと、手土産を持参することでアピールできるでしょう。

喜ばれる手土産3選!

手土産を選ぶときのポイント
  • 500円~1000円くらいのものにする
  • 持ち帰りやすいバッグに入る程度のものがよい
  • 一度使ったら終わるものがよい

手土産は相手が受け取りやすい価格であることと、1度で使い切れるようなものがおすすめです。後に残るものや、長く使えるものはカップルが愛情表現として使うことが多いため、交際前の相手やお断りする相手にはふさわしくありません。ではどのような手土産が良いのか気になりますよね。ここからは喜ばれる手土産3選を紹介します!

お菓子

PRTIMES【もらって嬉しい手土産の調査】

相手も遠慮なく受け取れて、こちらも手軽に準備ができるのはお菓子類でしょう。和菓子は好みが分かれやすいので、洋菓子の方が無難です。これから進展したい場合は、相手の好みを聞いてみたり、お見合い中にお茶する際相手が頼んでいるスイーツから好みを把握したりして相手の口に合いそうなお菓子を選びましょう。

話題性のあるお菓子や、人気のお菓子は相手との会話も広がります。また、なるべく自分も食べたことがあるものにするか、自分の分も購入して味見をしておくのをおすすめします。今後パートナーになる相手の場合は特に、流行だけでなく自分の意志で選んだものの方が、誠実さや自分の意志があることをアピールできるのでおすすめです。

スタバなどのカフェチェーンチケット

現代ではほとんどのカフェチェーンがギフトチケットを取り扱っています。品物を限定せず相手に選んでもらえるので、手土産選びに自信がない人は活用してみましょう。この時、相手の職場や行動範囲内にあるお店を選ぶと相手も利用しやすくて安心です。

私も、男性にご馳走になったときはスターバックスの750円分のビバレッジカードを渡すことが多いです。シーズンに合わせたデザインになっていて、値段もちょうどよく相手にも喜ばれますよ。

また、同じようなチケットとしてアマゾンギフト券や楽天ギフト券などもありますが、これらは購入できる範囲が広いためお金と感覚が近く受取りづらいものです。お茶代をご馳走してもらったお礼ですから、同様にお茶代に使えるくらいのものが良いでしょう。

お見合い中に話題であがったもの

あまり高価なものは相手にも負担になりますが、手軽に買えるようなものであれば、お見合い中に二人の間で話題としてあがったものを手土産にするのも好印象です。気になっている相手がお見合い中の話を覚えていてくれたり、思い出して持ってきてくれたりするのは、嬉しいものですよね。

反対に、相手にお断りする場合は、思い入れがあるように思わせてしまったり、それにより好意として受け取られてしまったりすることもあるため、避けた方が良いアイテムです。

手土産の渡し方

渡し方のポイント
  • 渡すタイミングに気を付ける
  • 相手に手土産を楽しむ時間を与える
  • 気持ちがこもっていないなら無理して渡さない

手土産は渡し方も重要です。義務的に渡したり、相手のことを考えずに自分のタイミングで渡したりすると、かえってこちらの好意的な気持ちが伝わらず手土産の効果がなくなります。手土産は、相手に自分の気持ちを伝えるためのサポートをしてもらうものです。渡し方に気を付けて、手土産を上手に生かしましょう。

渡すタイミング

手土産を渡すタイミングは、お会計の後や解散するときがベストです。先に渡してしまうと相手にとって荷物になります。また、これから向き合ってお話するというときに手土産の話に時間を取られすぎると、相手に聞きたいことや知りたいことを話題にするタイミングを逃しかねません。

お茶代のお礼として渡す場合は、まだお見合いが始まる前に渡してしまうと、手土産の意図も伝わりにくくなるため、なるべくお会計が済んでから渡すようにしましょう。

相手と次も会いたいという気持ちがあるなら、なおさら解散するときがおすすめです。また次も会いたいことや、今回のお礼であることを一言告げ、お土産にはあまり触れずに解散しましょう。相手にも「次も会いたい」と思ってもらうためには、相手にお見合い後の楽しみを与えることも重要です。

もらった手土産を見てこちらのことを思い出し、どんな気持ちで用意してくれたのかと考える時間が「また会いたい」と思う気持ちを高めます。そのため、あまり手土産について詳しく解説するのではなく、気持ちを添えてさっと渡しておくのがポイントです。

手土産を渡す際に添える言葉

手土産を渡す際には、一言気持ちを伝える言葉を一緒に添えると相手に好印象です。「今日はありがとうございました」「またお話したいです」「ほんの気持ちです」など、お礼の言葉や前向きな言葉を伝えるようにしましょう。

謙遜するような「お口に合うかわかりませんが」「つまらないものですが」などの言葉は後ろ向きに感じるため、進展したい相手に使うのは避ける方が無難です。手土産を渡すのはお見合いの終わりになるので、最後に明るい言葉で印象づけておく方が、楽しい思い出になり、次回にも繋がりやすくなります。

直接言葉で伝えるのに勇気がいる人は、メッセージカードを添えておくのも良いでしょう。後で開封したときに、メッセージが入っているのも嬉しいですよね。

手土産は義務ではなく相手への心遣い

手土産は相手に好印象をつけるために頑張るものではありません。相手に会いたいと思ってほしいからといって、「お金がもったいない」「選ぶのが面倒だ」と思うのであれば無理に手土産を準備せず、お礼をしっかり言葉で伝えるだけで充分です。

手土産はお見合いでも原則不要とされていて、義務ではないため、相手にぜひ渡したいという思いがある場合にのみ、相手への心遣いとして渡しましょう。

まとめ

お見合いに手土産を持っていくべきかや、喜ばれる手土産、そして手土産の渡し方を順番にお伝えしてきました。自分が気になる相手から手土産をもらったら、やはり嬉しいですよね。手土産に迷ったら、自分だったら欲しいものやどのタイミングで渡されたら嬉しいか、どんな思いで渡してほしいかがヒントになります。

結婚相談所ではたくさんの人と出会うことになりますが、ひとりひとり貴重な時間やお金をさいてくれていることのありがたさを胸にお見合いに進み、時には手土産を活用してみてくださいね。

この記事を書いた人

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