婚活は、人生を楽しくする結婚のためにおこなう、ポジティブな活動です。しかし婚活中は思うような結果が出ず、ストレスを感じることも多々あります。そのストレスをため込みすぎると、鬱病を発してしまい、婚活どころではなくなってしまいます。では鬱を防ぐためには、どうしたらよいでしょうか。今回は婚活で鬱になりやすい人の特徴や、ストレス解消法を解説します。
「婚活うつ」は女性がなりやすい病気
婚活による鬱、通称「婚活うつ」は、婚活によるメンタル不調を指します。医学的には「婚活疲労症候群」と言い、結婚に対する焦りや人間への不信感からストレスがたまることで、発症すると考えられています。
婚活うつは、このような症状が挙げられます。
- 憂うつな気分が長く続く
- ささいなことでイライラしてしまう
- 将来に対して希望が持てない
- 家事や仕事が手につかなくなる
鬱が悪化すると、日常生活に大きく影響するのはもちろん、完治にも時間がかかります。そのため、鬱病を患ってしまうと婚活どころではなくなってしまうのです。
婚活中に鬱になりやすい人の特徴
婚活中に鬱になりやすい人には、どのような特徴があるのでしょうか。
- 婚活にまじめすぎる人
- 本音を口にするのが苦手な人
- ネガティブ思考の人
- 極端に失敗を避けてしまう人
婚活にまじめすぎる人
婚活で出会った相手と向き合い、まじめに取り組むことは大切です。しかし一生懸命取り組むあまり、婚活で疲労を感じた時でも、手を抜かない傾向があります。そのため疲れに気づかず、知らず知らずのうちにストレスがたまり、発症のリスクが高まってしまいます。
これは自分に厳しい人が陥りやすい傾向です。婚活がうまくいかないときも、自分がだめだからだと考えるのではなく、相性がよくなかったと割り切ることも大切です。
本音を口にするのが苦手な人
自分の希望や感情を出すのが苦手な方は、相手に不満があっても口にしません。また相手に嫌われたくないと思うあまり、相手の行動に無理に合わせてしまいます。そうすると、不満がどんどんたまり、ある日感情が爆発してしまったり、心が折れてしまったりします。
相手から見ても、このような人の感情はわかりにくく、「自分といて本当に楽しいのかな」と疑念を抱きがちです。末永く関係を築きたいのであれば、相手と本音で話せるよう、少しずつ素を見せられるようになりましょう。
ネガティブ思考の人
婚活は対人関係の構築なので、とんとん拍子に進むことは非常にまれです。多くの方は相手にドタキャンされたり、理由もわからず連絡が取れなくなったりしています。
相手に断られるたびにショックを受けて、ネガティブに考えてしまうと、自分や婚活が嫌になってくるでしょう。その思いを抱えたまま、無理して婚活を続けると、「この人ともうまくいかないのだろうな」と諦めを持ちながら相手と会うことになり、相手に大変失礼です。そうすると、ますます婚活が空回りしてしまい、負の連鎖に陥ってしまいます。
極端に失敗を避けてしまう人
SNSではさまざまな婚活テクニックが上がっています。それらを見て、「これをしていれば大丈夫。こうなってしまったら脈なし」と短絡的に考えてしまう人もいるでしょう。ただSNSの情報を鵜呑みにして、絶対的なマニュアルにしてしまうと、失敗を恐れて何もできなくなります。
これも婚活の不調につながり、自分の知らぬ間にストレスになってしまい、鬱を発症しやすくなります。
婚活でストレスを感じる3つの瞬間
婚活うつのきっかけは、ストレスの積み重ねです。では婚活でどのような時にストレスを感じるでしょうか。
- いいと思う人に出会えない
- 交際まで発展しない
- 仕事と婚活で忙しすぎる
いいと思う人に出会えない
まず婚活で多くの方が感じるのが、自分がいいと思う人に出会えないことです。私自身アプリをやっていて、いいなと思った人とはマッチングせず、逆にイマイチと感じる人から「いいね」が来るように感じます。
プロフィール更新など、改善できることもありますが、自分でできることは限度があります。そのため、婚活のスタートラインに立てていないように感じるでしょう。
もしプロフィールを改善してもなかなかマッチングしないのであれば、相手に求める条件を見直してみましょう。またマッチングアプリであれば、ログイン時間をいつもと変えてみると、ログインしている人が変わるので出会いが広がりますよ。
交際まで発展しない
ようやく会えても、交際に至るまでにはより深く関係を築かなくてはいけません。自分がこの人と付き合いたいと思っても、相手がそう思わなければ、また出会いからやり直す必要があります。ここがなかなか突破できないと、ストレスになるでしょう。
まずは身なりや言葉遣いなど、第一印象は磨き続けましょう。コミュニケーション」では、お互いの価値観や結婚観を素直に話すことが必要です。もしかしたら無意識の動きや一言で、嫌悪感を抱かれている可能性があります。友人や既婚者にお願いして、率直な意見をもらうとよいでしょう。
仕事と婚活で忙しすぎる
婚活している方の中には、毎日バリバリ働いている方もいるでしょう。平日は仕事、休日を婚活に費やすと、身体を休める時間がありません。仕事が忙しい時期だと心に余裕がなくなり、婚活がうまくいかなくなる原因にもなります。
仕事の繁忙期に合わせて、婚活を調整することがおすすめです。また趣味や運動、マッサージなど、自分を労わる時間もきちんと確保しましょう。
婚活での鬱を防ぐ5つの方法
婚活による鬱を防ぐためには、どんなことに気を付けたらいいのでしょうか。今回は5つの方法を紹介します。
- 自分に自信をつける
- 悩みを整理する
- ほどよくわがままになる
- 一点集中ではなく、同時進行で進める
- 婚活しない日を設ける
自分に自信をつける
自分に自信がある人は魅力的に映りますよね。婚活では自信を持つことが大切です。対して人前で「自分はこうだから」と卑下するのは、相手にとって気持ちのよいものではありません。なぜなら自分を卑下することは自意識過剰であり、相手に興味がないことを示すからです。
自己肯定感を高めるには、ちょっとした努力を続けることがおすすめです。例えば毎日マッサージをしたり、通勤時間に勉強したり、趣味を極めたりなどが挙げられます。努力を続けて自分の内面・外面がレベルアップしたら、ぜひ自分を褒めてください。この積み重ねが自信につながります。
悩みを整理する
イライラしているときは、悩みを整理するとスッキリします。おすすめは紙にひたすら書き出すこと。この方法は「ジャーナリング」と呼ばれるメンタルヘルスの手法で、「書く瞑想」とも呼ばれます。自分の思考や感情を書き出すことで、自分の考えを客観視でき、心が安定します。思考を整理できたら、紙をビリビリに破って捨てると、よりスッキリします。
話すのが得意という方は、人に話すのもよいでしょう。話し相手のおすすめは結婚している同性の方。結婚の現実を知っているからこそ、フラットに悩みを聞いてくれるでしょう。話す際は現状と自分の考えを合わせて話すと、相手が共感しやすくなります。
ほどよくわがままになる
婚活に「必ず勝てるテクニック」はありません。人によって価値観はさまざまなので、「こうしなければ」という固定概念に縛られては、相手の都合に振り回されるだけです。「誰にとっても都合のいい人」ではなく、「あなただけの自分」になりましょう。
そのために気になる人の前では、ほどよく身勝手になってください。行きたい場所や食べたいものを自分からリクエストするのです。相手に気があるなら、あなたの笑顔を見るために、その希望を叶えようとするでしょう。
一点集中ではなく、同時進行で進める
ほとんどの相手は、初回デートまでに連絡しなくなります。とくにマッチングアプリではメッセージで抱いた印象と、実際のイメージが違ったことも珍しくありません。1点集中だとうまくいかなかった時に大ダメージを受けるので、婚活は同時進行でおこないましょう。
同時に数人と関係を築くと、比較対象にもなります。自分が比較しているということが、相手も他の人と自分を比較しています。相手も選ぶ立場であることを忘れないでください。
婚活しない日を設ける
毎日知らない人とのメッセージや電話、お見合いしたりするのは、精神的に疲れてしまうでしょう。なので、私は敢えて婚活をしない日を設けています。先に趣味の予定を入れて、その日は気になる人とのメッセージ以外、趣味を全力で楽しみます。友人と会っても、婚活の話はしないようにするのもポイントです。
婚活しない日の私のおすすめは、自分磨きとエンタメです。自分磨きは美容院やマッサージなど、これまでの頑張りを労い、より魅力的な自分をつくります。エンタメがもたらす非日常時間の中では、現実を忘れられます。このように素の自分を思いきり出せる予定は、心身のリフレッシュになるでしょう。
もし婚活中の友人が鬱の可能性があったときの対処法
鬱病の方の中には、なかなか人に相談できないという方もいます。では、もし婚活中の友人が鬱の可能性があった際、どのように対処したらよいでしょうか。ポイントは2つあります。
- 静かに話を聞く
- どうするか本人に選ばせる
静かに話を聞く
まずは静かに相手の話を聞くことが重要です。基本的に人は自分の弱い部分を他人に見せたくありません。うつの症状で苦しんでいる方も同様です。相手の話を遮ったり、自分の主張を押し付けたりしてはいけません。
相手が話したがらないのであれば、自分の心配に伝えてもよいでしょう。その際、「私が心配だから」と、「私」を主語にした伝え方をすると、相手が素直に聞いてくれるでしょう。
どうするか本人に選ばせる
うつ病は早期に治療を始めれば、治療期間が短く済みます。しかし恥ずかしさなどから、病院に行くことをためらってしまう方もいます。
ここで「病院に行った方がいい」とストレートに言うと、相手は「自分の意見を人に否定された」とネガティブに捉えてしまうかもしれません。なので「私」を主語にして、「私は行った方がいいと思うけど、どう?」と、本人に選ばせるような形に持っていくと、相手は不信感を抱きにくくなります。
今回は婚活による鬱について、かかりやすい人の特徴や対策について紹介しました。結婚も出会い方も多様化している中で、婚活は昔より簡単に人と会える分、関係構築が難しくなっています。そのため、婚活中に心身が疲れやすくなり、鬱を発症してしまう可能性があります。より幸せな人生をつかむための婚活だからこそ、しっかり対策をとって、婚活で素敵な人に巡り合いましょう。